ホームページなど早急に対応が必要!https化するメリットとデメリット
- 2017-08-29 (火) 17:51
- ホームページ・Web制作
あなたのホームページやブログも、早急に対応が必要です!
そのままにしておくと、10月以降慌てることになるかもしれません。
これまでサイトにアクセスした時、
http://~ ではなく、https://~ という「s」のついたURLを見たことがありませんか?
7月21日Googleから発表され、今年10月から適用される内容です。
もしあなたがホームページやブログなどウェブサイトをお持ちであれば、特に重要ですので、ぜひ最後までお読み下さい。
今回は、その「HTTPS」についてお話しします。
HTTPSとは
HTTPSとは、「Hypertext Transfer Protocol over Secure Socket Layer」の略称です。
通常のhttpにセキュリティ機能「Secure Socket Layer(SSL)」を追加して、情報漏洩防止のために使われています。
通信が暗号化されることで、第三者からの情報盗難を防止します。
これまでもHTTPSは、ショッピングサイトでクレジットカード情報を入力したり、お問合せフォームで個人情報を入力するページなどで、通信が暗号化されるため安心して登録できる理由で広く利用されてきました。
具体的に、HTTPSの特徴は下記3点です。
・サイトURL が、httpsから始まる
・ブラウザで、URLの左に鍵マークが付く
・サイトの認証している証明書が発行されている
サイト証明書とは、ウェブサイトに対して第三者機関が安全性を認証し発行するものです。
HTTPSのメリット
情報盗難・漏洩の防止
これまでのhttpのウェブサイトの状態では、入力した情報がそのままの形で送受信されるので、個人情報が漏れるリスクが高いという問題がありました。
HTTPSにすることで、サーバの認証や送信するメッセージを、全て暗号化することができます。
たとえば、クレジットカード番号や個人情報など入力しても、第三者へ漏洩する危険を回避することができます。
安全に情報を送信できることは、ウェブサイトを利用するユーザーにとっても大きなメリットとなります。
ウェブサイトの表示速度の改善
HTTPSにしたウェブサイトは、次世代通信プロトコル「HTTP/2」が自動で適用されます。
プロトコルとは、コンピューター同士が通信をする際の、手順や規約など約束事のことです。
内部動作を変更し、処理のパフォーマンスを上げる手順です。
この新しい手順にもとづいて通信されるため、ウェブサイトの表示速度について、改善が期待できます。
検索サイトでの上位表示
Google検索サイトにおけるランキングにも影響します。
2014年8月7日のGoogle公式ブログでは、
ランキングの変更は、グローバルでクエリの1%未満にしか影響しませんが、これから長い期間をかけて強化していきます。
と言っています。
この公表から3年経っているので、HTTPSにしたウェブサイトが検索エンジン最適化(SEO)の面でも、上位表示される影響度合いが大きくなっていることが予想されます。
10月からのGoogleの変更
今回発表された内容は、次のとおりです。
Googleクロームのブラウザでウェブサイトを開いた時、
2つの状況で「Not secure」(安全ではない)という警告が表示されるようになります。
1.入力や検索などの入力項目があるページ
http://で始まる(https://でない)ページで入力しようとすると、警告が表示されます。
2.シークレットモードでアクセスした場合
http://で始まるページをシークレットモードで開いた際、警告が表示されます。
シークレットモードとは、自分が閲覧したホームページの閲覧履歴やダウンロード履歴を残したくない場合に利用するブラウザの機能です。
履歴など記録が残らないので、誰かほかの人と共有するパソコンを使用する際に使われたりします。
当面は上記2つの状況ですが、
Googleはウェブサイトを早めにHTTPSへ対応することを推奨しています。
最終的には、シークレット モードではないときも、すべての HTTP ページに対して「Not secure」警告を表示する予定です。
今後のリリースが近づいた際にアップデートを公開しますが、HTTPS への移行はできる限り早く進めてください。
近い将来、ウェブサイトすべてのページをHTTPSにする必要が出てくるのは間違いないですね。
そして他のブラウザやスマホでも同様の変更が加わり、対策が必要になってくることでしょう。
実際に9月11日に公開されたGoogleのセキュリティブログを読むと、ウェブサイトすべてのページでHTTPSになっていないと警告が出るのは、2018年10月末だと予想されます。
まとめ
あなたのホームページやブログサイト、あるいはこれから立ち上げるウェブサイトは、早急にHTTPS対策することが不可欠です。
それは、ウェブサイトの訪問者の行動に大きく関わるためです。
たとえば、
警告画面が表示されれば、ユーザーがあなたのウェブサイトで問合せや申し込みするのを止めてしまう可能性があります。
また最悪の場合は、ウェブサイト自体を危険なサイトと認識されてしまい、一切見られなくなってしまうというデメリットも考えられます。
よくわからないからと言ってそのままにしておくと、ビジネスサイトにおいては集客や売上にも影響があり、HTTPSに対応しないことは大きな損失に繋がります。
10月を過ぎてから慌てることのないよう、なるべく早く対応されることをオススメします!
対策するには、ウェブサーバーの設定やウェブサイトの中身の変更など、専門的な知識が必要となります。
また変更作業するための時間も必要となります。
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