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2018年06月22日 10時00分 配信

「ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL×HOKUSAI」のご案内

すみだ北斎美術館
芸術・エンタテイメント
すみだ北斎美術館

6月26日(火)「ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL×HOKUSAI」展

すみだ北斎美術館(所在地:東京都墨田区)は、6月26日(木)から8月26日(日)まで、「ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL×HOKUSAI」を開催します。ますむらひろしは、宮沢賢治の童話作品の漫画化やアニメーション『銀河鉄道の夜』(杉井ギサブロー監督)の漫画原作者としてその名を知られていますが、漫画「アタゴオル」シリーズ(※1)は氏が作家活動の中で最も長く付き合い培ってきた空想の世界です。この「アタゴオル」の世界と、北斎の浮世絵が合体した「アタゴオル×北斎」作品の面白さはなんと言っても、猫のヒデヨシをはじめとする「アタゴオル」の住人たちが、北斎の描く日本の美しい風景に違和感なく溶け込んでいる点です。氏が北斎の浮世絵を模写し、「アタゴオル」の要素を加える際の考えや姿勢、そのプロセス、そして、北斎の画業についての自身の見解等を体現した「アタゴオル×北斎」の世界をご紹介いたします。

見どころ
◆当館所蔵の北斎作品と、ますむら氏の作品を一部並列して展示を行います。氏のイメージの源泉となった、江戸時代オリジナルの葛飾北斎のいくつかの作品と比較しながらご覧いただけます。北斎の浮世絵との違いを氏の見解と合わせて鑑賞することで、どちらも様々な角度から立体的に理解することができます。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806054689-O2-Mx11j5Mo 】 【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806054689-O3-WW8Vd4Kb

◆本企画展のために描き下ろしされたますむら氏の最新作が登場します。
待望の「アタゴオル×北斎」の新作「漁師図」を初公開します。細部までこだわり、氏ならではの視点で描かれた新たな「漁師図」の魅力をご紹介します。

【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806054689-O4-Gn0CX8jU 】 【画像: https://kyodonewsprwire.jp/img/201806054689-O5-BtY2ujG3

◆ますむら氏の貴重な資料を一部展示します。
「アタゴオル」シリーズの漫画原稿やイラスト、そのめばえとなった初期作品の貴重な資料を展示します。また筆、シャーペン、万年筆、ペン先、絵具皿など、氏の制作を支えてきた道具も鑑賞できます。

展示構成
1章 ますむらひろしの仕事-ATAGOALの世界
ますむらひろしがライフワークとして制作し続けた漫画「アタゴオル」シリーズを紹介します。

2章 ATAGOAL×北斎-冨嶽三十六景の世界
ますむらひろしの「アタゴオル」と、北斎の代表作「冨嶽三十六景」がコラボレートした「アタゴオル×北斎」の世界をご覧いただきます。

3章 ATAGOAL×北斎-さまざまな作品
「アタゴオル」シリーズの漫画原稿やイラスト、そのめばえとなった初期作品の貴重な資料を展示します。また筆、シャーペン、万年筆、ペン先、絵具皿など、氏の制作を支えてきた道具も鑑賞できます。


【ますむらひろしプロフィール】
1952年山形県米沢市生まれ。20歳から漫画を描きはじめ、1973年にデビュー作『霧にむせぶ夜』が「少年ジャンプ」で第5回手塚賞準入選。同年「月刊ガロ」で『1975』が入選し、1975年には同誌で『ヨネザアド物語』を発表。1976年からは初期代表作『アタゴオル物語』を「月刊マンガ少年」に発表。同作の「アタゴオル」は宮沢賢治の心象世界「イーハトーブ」に呼応してつくられ、その世界で繰り広げられるユーモラスな猫ヒデヨシと個性豊かなキャラクターの物語は人気を呼び、以後「アタゴオル」の作品は長期に渡ってシリーズ化される。キャラクターは大手メーカーのCMにもたびたび起用され、1997年には同シリーズの『アタゴオル玉手箱』で日本漫画家協会賞大賞を受賞している。また、2006年からは故郷である米沢市の「おしょうしな観光大使」を務めているほか、米沢市内では「アタゴオル」のキャラクターたちが描かれた米沢市街地循環バス、愛称「ヨネザアド号」が走っている。一方で、自身に多大な影響を与えた宮沢賢治の作品も1983年から数多く漫画化。1985年には氏の漫画原作をもとにアニメーション映画『銀河鉄道の夜』がつくられ、2001年には宮沢賢治学会イーハトーブ賞を受賞している。近年の宮沢賢治作品としては『やまなし』『虔十公園林』『オツベルと象』『ひかりの素足』などがある。

【アタゴオル】(※1)
ますむらひろしの代表的なシリーズ作品。現在までに『アタゴオル物語』『アタゴオル玉手箱』『アタゴオル』『アタゴオルは猫の森』の4つのシリーズが発表され、主に読み切りの短編が作品の中心となっている。「アタゴオル」と呼ばれる世界を舞台に、立って歩くユーモラスな猫ヒデヨシと個性豊かなその住人達を中心に物語が展開する。また、ヒデヨシが起こす数々の騒動をきっかけに新しい発見が「アタゴオル」の世界にもたらされる点は本シリーズの特徴の一つとなっている。
※アタゴオルは作者(千葉県野田市在住)地元の最寄り駅東武野田線愛宕駅から名付けられた。

開催概要
展覧会名:「ますむらひろしの北斎展 ATAGOAL×HOKUSAI」
会期:2018年6月26日(火)~8月26日(日) 
      ◎前期:6月26日(火)~7月29日(日)
      ◎後期:7月31日(火)~8月26日(日)
      ※前後期で展示替えを実施
休館日:毎週月曜日 7月16日(月・祝)は開館、7月17日(火)は休館                  
主催:墨田区・すみだ北斎美術館
協力:有限会社風呂猫
企画協力:株式会社アドシステム
観覧料:AURORA(常設展示室)も観覧いただけます。
一般1,000円<800円>、 高校生・大学生 700円<560円>
中学生300円<240円>、 65歳以上700円<560円>
障がい者300円<240円> ※< >は団体料金
※団体は有料のお客様20名以上。
※小学生以下は無料。
※中学生・高校生・大学生(高専、専門学校、専修学校生含む)は生徒手帳または学生証をご提示ください。
※65歳以上の方は年齢を証明できるものをご提示ください。
※身体障がい者手帳、愛の手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳、被爆者健康手帳などをお持ちの方及びその付添の1名まで障がい者料金でご覧いただけます。(入館の際は、身体障がい者手帳などの提示をお願いします) 
◎本展のチケットは、会期中観覧日当日に限り、AURORA(常設展示室)もご覧になれます。


【すみだ北斎美術館】
開館時間:9:30-17:30(入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日
住所:〒130-0014 東京都墨田区亀沢2-7-2
電話:03-5777-8600(ハローダイヤル)
公式サイト: http://hokusai-museum.jp/water/ 
公式Twitter :http://twitter.com/HokusaiMuseum/
公式Facebook:http://www.facebook.com/THE.SUMIDA.HOKUSAI.MUSEUM/
公式Youtube: https://www.youtube.com/channel/UC2ywKxcxhYowjfoAk2LflRg




ますむらひろし≪米沢市立興譲小学校創立130周年記念ポスター≫

ますむらひろし≪米沢市立興譲小学校創立130周年記念ポスター≫

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」すみだ北斎美術館蔵

葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」すみだ北斎美術館蔵

ますむらひろし≪凱風快晴(冨嶽三十六景)≫2009年発表©ますむら・ひろし(後期)

ますむらひろし≪凱風快晴(冨嶽三十六景)≫2009年発表©ますむら・ひろし(後期)

葛飾北斎 「漁師図」(前期)

葛飾北斎 「漁師図」(前期)

ますむらひろし≪漁師図≫2018年発表©ますむら・ひろし

ますむらひろし≪漁師図≫2018年発表©ますむら・ひろし

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