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2020年07月31日 14時15分 配信

ブラックストーンとの売買契約および協定締結について

大和ハウス工業株式会社
建設業
2020年7月31日

大和ハウス工業株式会社
代表取締役社長 芳井 敬一
大阪市北区梅田3-3-5

ブラックストーンとの売買契約および協定締結について

 大和ハウス工業株式会社(本社:大阪市、社長:芳井敬一)は、ブラックストーン・グループ(以下:ブラックストーン)とトーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社が管理・運用を行う特定目的会社(以下:本ファンド)に、当社が保有する物流施設4物件を売却する契約を締結しました。
 また、当社はブラックストーンの関連会社Blackstone Singapore Pte. Ltd.(ブラックストーン シンガポール)と米国および欧州における物流施設開発・物流施設投資(以下「当事業」)の促進に関して協力する協定も締結しました。

■売買契約および協定締結の目的
 当社は、第6次中期経営計画の不動産開発投資において、物流施設を中心とした事業施設を中心に据え、幅広いテナント企業様の物流ニーズや早期稼働の要請に応えるマルチテナント型物流施設(※)の開発を強化しています。
 本売買契約は、当社が開発した国内の物流施設開発および「DPL」ブランドをより推進するため、当社が保有する施設のうち4物件(合計:約550億円)を本ファンドに売却するものです。
 また当事業の促進に関して協力する協定を締結したことで、当事業の市場動向や両社の経験、ネットワーク、リソース等に関した情報交換を行い、当社による米国および欧州での拡大を目指します。
 なお、売却後も「DPL」の施設名は変更せず、当社グループの大和ハウスプロパティマネジメント株式会社が賃貸およびプロパティマネジメント業務を継続して担うことで、入居テナント企業様にご満足いただけるサービスを提供します。
※複数のお客さまが入居できる物流施設のこと。

■ブラックストーンの不動産部門について
 ブラックストーンは、不動産投資におけるグローバルリーダーです。不動産ビジネス部門は1991年に設立され、1,670億ドルの投資家の資金を運用しています。
 世界最大の不動産資産保有会社の一つであり、物流施設や賃貸住宅、単一世帯向け住居、ホテルおよび商業用不動産を含む、世界全域及び全セクターにわたる不動産資産を所有し、運用しています。  
 オポチュニスティックな戦略をとる同社のファンドは、世界中で不動産運用の改善が期待できる好立地の不動産を取得する機会を窺っています。
 「Core+戦略」としては、世界中で品質の高い資産に焦点を当てた各地域のオープンエンド型ファンドおよび米国における収益性の高い不動産への投資を行う非上場のREITであるBlackstone Real Estate Income Trust, Inc. (ブラックストーン リアル エステート インカム トラスト)を通じて、収益が安定した不動産への投資を行っています。
 また、Blackstone Mortgage Trust (ブラックストーン モーゲージ トラスト)の運用を含む、世界有数の不動産金融事業を営んでおり、資本構成から様々なリスクにわたる包括的なファイナンス・ソリューションを提供しています。

■トーセイ・アセット・アドバイザーズ株式会社について
 トーセイ・アセット・アドバイザーズは、東京圏を中心に幅広く不動産事業を展開するトーセイ株式会社の100%子会社です。トーセイグループにおける不動産ファンド・コンサルティング事業の中核として、不動産私募ファンドの運用およびCREならびにJ-REIT(トーセイ・リート投資法人)の運用会社として幅広くビジネスを展開しています。
    2005年に設立され、2020年7月末現在において、9,500億円を超えるアセットを運用受託しています。運用資産規模は、金融商品取引法上の投資一任業における受託資産としてトップクラスに位置し、国内最大規模の資産を運用するアセットマネージャーです。
   受託資産のアセットタイプは、国内のオフィスビルや収益マンションから商業施設、物流施設、ヘルスケア施設など多様化しており、国内外の様々な投資家のニーズに応えるべく、ソリューションを提供しています。

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【ジャンル】 土木・建築