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2021年08月31日 13時00分 配信

【業界分析】コンサルティング業界の働き方レポート

オープンワーク株式会社
情報サービス・コンテンツ
コンサル会社が「若手の成長環境」と言われる理由は?

2021年8月31日
オープンワーク株式会社

OpenWork「働きがい研究所」調査レポート Vol.87 「【業界分析】コンサルティング業界の働き方レポート」― コンサル会社が「若手の成長環境」と言われる理由は? ―

就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム「OpenWork」を運営するオープンワーク株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:大澤 陽樹)は、「【業界分析】コンサルティング業界の働き方レポート」を発表しました。

近年、就職先として人気の高いコンサルティング業界。その理由として多く挙げられるのが、年収の高さや「汎用性の高いスキルを身につけられる」「転職に有利」というものです。終身雇用は過去のものとなり、企業そのものがこの先を生き残れるかに必死な時代、自分自身の価値を高め、会社に依存しないキャリア形成が求められています。そういった背景から、多様な企業課題に携わり、スピード感あるプロジェクトマネジメントを必要とするコンサルティング業界に、自身の成長を期待し志望する人が増えているのかもしれません。

今回の調査レポートでは、OpenWorkに投稿された評価スコアと社員クチコミからコンサルティング業界の特徴を分析しました。社員の声だからわかる、「成長」の理由を見ていきます。

【サマリー】
・「20代成長環境」は業界平均4.1と非常に高く、5点満点の企業も
・コンサルティング業界が成長できると評価される背景にあるのは「チャレンジングな環境」「フィードバック文化」「手厚いキャリア開発」

※詳細は「働きがい研究所」にてご確認ください。
https://vorkers.com/hatarakigai/vol_87

【業界分析】コンサルティング業界の働き方レポート

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202108319387-O1-1N1s87J9
コンサルティング業界各社の働き方を分析するにあたり、OpenWorkで一定数以上の社員クチコミがあり、総合評価の高いコンサルティング会社11社をピックアップしました。

全体的に高評価の業界平均の中でも、特に高いのが「20代成長環境」で4点以上の評価となっています。企業別でもそれぞれ4点以上となっており、5点評価の企業も見られました。これだけ高い評価を受ける成長環境にはどのような特徴があるのか、OpenWorkに集まる各社の社員の声を見ていきます。

圧倒的成長。コンサルタントが感じる「働きがい」とは

チャレンジングな環境
トップマネジメントを含む多様なクライアントと企業戦略など難解な課題解決に携われる点や、若手であっても裁量を持って業務を進められる点など、挑戦できる環境にやりがいを感じるという社員クチコミが多く見られました。

「有名大企業のみがクライアントで、そういった企業の戦略に携われるのは非常に働き甲斐があるし楽しい。自分の提案が実際にクライアントに採用されたり、商品化することがあると非常に働き甲斐を感じられる。(コンサルタント、男性、ベイン・アンド・カンパニー)」

「やればやるだけ対価という評価で返ってきますし、年功序列ではないので、能力次第で新卒社員でもどんどん上に上がっていくことができることはやりがい、働きがいを感じることができると思う。(コンサルティング、女性、マッキンゼー・アンド・カンパニー)」

「解くべきクライアントの課題は、どれも複雑で難しいものばかりですが、チームで知恵を振り絞り、意見をぶつけながら解決策を創り上げるまでの生みのプロセスと、その結果としてクライアントに気づきを与えられた瞬間は、コンサルタントでよかったと思います。(コンサルタント、男性、A.T. カーニー)」

「若手の頃からチャレンジングな環境を与えられて日々成長することができる。日本の大企業に比べると圧倒的に速いスピードで産業やビジネスについて多くのことを経験して学ぶことができる。対峙するクライアントも普通の新入社員であったら考えられないトップマネジメントの経営層になることも多く、より高い視野で学ぶことができる。(コンサルタント、女性、ボストン・コンサルディング・グループ)」

「非常に優秀なメンバーが、クライアントの経営課題の問いの設定、仮説構築~検証の一連のプロセスを本気で突き詰めて価値提供をしている環境です。本気で考えて本気で経営課題に対峙する中で得られる学びや経験は他には得られないものだと思います。(コンサルタント、男性、コーポレイト ディレクション)」

「若いうちから、クライアントの高いポジションの方と仕事をすることができ、重要な意思決定にかかわる仕事ができるのはやりがいがある。(コンサルタント、男性、ドリームインキュベータ)」

「多面的なスキルを身につけることが出来、ネクストステップの選択肢が広がり(マネジメント、サービス企画、事業開発、営業推進等)、キャリア開発に役立った。また、クライアントも大企業から中小企業、そのPhaseも様々で、そういった面での多面的な見方が身につく。(マネジャー、男性、経営共創基盤)」

「若手のうちからプロジェクトリーダーを任され、非常に裁量のある働き方をできる。また、自身のやりたい領域に合わせて比較的柔軟にアサインしてもらえるため、やる気のベクトルと任される仕事のベクトルが一致しやすい。(コンサルタント、女性、野村総合研究所)」

「若手ながらクライアントとの会議の資料準備やスピーカーとしての役割を求められる機会があり、社会人としての基本的な調査・資料作成・プレゼンテーションという能力を伸ばすことができる環境だと思う。(コンサルタント、男性、アビームコンサルティング)」

「非常に大きな案件に携わることが出来る為、ともすると新聞に載るようなJOBに携わることが出来る。自分の仕事が与える大きさを認識できたときに、ものすごいやりがいを感じることが出来る。その分案件の難易度は非常に高く、一筋縄ではいかないクライアント、一筋縄ではいかない要求が非常に多い。きついことは間違いないが、その分自身の成長には大きくつながっている。(コンサルタント、男性、アクセンチュア)」

「働きがいは非常にあると思う。新卒1年目から任せられる仕事量は多く、責任も非常に大きい。その分、直接クライアントとやり取りを任せられるなど、クライアントの意思決定者と議論し、賞賛される場合も多くある。(コンサルタント、男性、デロイト トーマツ コンサルティング)」

 
フィードバック文化
自身のパフォーマンスに対し上司やクライアントからフィードバックを受ける機会が多く、改善点を明確にすることで成長を促す環境であるようです。特に外資系コンサルティング会社の社員クチコミに多く見られました。

「PDチャットというカルチャーがあり、Professional Developmentのためにいろんな人と面談を設定してアドバイスを貰えるシステムがある。そのため、プロジェクト内だけでなく、プロジェクト外の人からも仕事に関してインプットをもらえるので、非常に勉強になる。(コンサルタント、女性、ベイン・アンド・カンパニー)」

「Up or outが徹底されており、一定のポジションに立ち止まって楽しながら過ごすことは許されず、常に成長を求められる。ただし、成長のためのサポートは、周囲からのフィードバックやコーチング等、十分すぎるほどあり、勝手に一人で成長しろという冷たい空気は一切ない。(コンサルタント、男性、マッキンゼー・アンド・カンパニー)」

「間違いなく普通の企業にいるよりも圧倒的なスピードで成長出来る。プロジェクトチームは数名程度と少人数で関係者が少ないため自然とコミュニケーション・フィードバックの頻度が高くなる。また、プロジェクト毎に通知表のようなもので自分のパフォーマンスをプロジェクトマネージャーに評価され、詳細レベルで自分の強みと改善点を理解することが出来る。(コンサルタント、男性、ボストン・コンサルティング・グループ)」

「2週間に一度Check-inと呼ばれる隔週フィードバック面談があり、今後のパフォーマンス発揮に向けた『Good』『Improve』『働き方に関する共有事項(休暇予定、プロジェクトへの要望)』を伝える機会がある。非常にこれが自身の成長・キャリア開発に役立っている。(コンサルタント、男性、デロイト トーマツ コンサルティング)」

「分からないことも、とりあえず自分でできるだけやってみた上で、その結果にフィードバックをしてもらえる事が多い。そのため、自分で考える機会や、改善のための気づきの機会は多くあるように感じる。また、どうしようもない時は相談に乗ってもらえるため、丸投げされている印象もない。自分の業務に関する知識ややり方についての成長は上司や先輩からフィードバックをもらえたり、面談してもらう。(アナリスト、女性、アビームコンサルティング)」

 
手厚いキャリア開発
多くの社員クチコミから、コンサルティング会社では研修や教育制度が充実していることがうかがえました。キャリアカウンセラー等、自身のキャリアについて相談できる機会を設けていたり、留学や出向といった幅広いキャリア開発を支援していることが分かります。

「ローカルでの研修・グローバルでの研修が充実しているのに加え、日々のプロジェクトの中でも頻繁にフィードバックを得ることができ、速いスピードで成長できるし、することが求められている。また留学支援制度や、他オフィスへのトランスファー、事業会社でのExternshipなど、個人が求める多様な成長機会を提供・支援する制度が整っている。(コンサルタント、女性、ベイン・アンド・カンパニー)」

「複数の制度に支えられ、一人ひとりの個性に即した、能力開発を行うことが可能である。事業会社・官公庁への出向、海外トランスファー、MBA等への留学、個別の育成プログラムが整備されており、何を活用してどのようにキャリアパスを形成するか、メンターと議論をしつつ、見定め・実行していくことが可能である。(戦略コンサルタント、男性、A.T. カーニー)」

「キャリアアドバイザーの上司が一緒にどうすれば成長できるか相談に乗ってくれる。人の成長をとても重視していて、オフィス全体で研修や教育が盛ん。客観的に自分の課題を認識し改善することが求められる。(コンサルタント、女性、ボストン・コンサルティング・グループ)」

「若いうちから海外出張する機会も多くあり、実績をあげて自身が望めば、海外駐在や海外トレーニー制度、社費留学等の機会も存在する。(経営コンサルタント、男性、野村総合研究所)」

「まず若手を育てようという社風があり、戦略コンサルタントに関するあらゆる側面で教育やサポートを受けることができる。また新卒入社した社員には優しく、失敗もある程度許容される点では、同業他社(特に外資系戦略コンサルタント会社)と比べると優しい点である。(戦略コンサルタント、男性、コーポレイト ディレクション)」

「キャリアプランの制度もあり、いろんな人と話をしながら、個々のキャリアを考えることができる。社内での機会も比較的柔軟。(ビジネスプロデューサー、男性、ドリームインキュベータ)」

「新人研修も半年近くあり、かなり強固でしっかりとしており非常によい。プロジェクトアサイン後も上司が部下を育てる文化が浸透しており、的確なアドバイスを頂ける。また、昇格要件にも研修参加が必須化されているなど定期的かつランクに応じて必要なスキルセットが設定されており受講することができる。(コンサルタント、男性、アビームコンサルティング)」

「キャリアカウンセラー制度があります。キャリアのアドバイスをしてくれたり、自分のキャリアパスや成長したい領域についてキャリアカウンセラーと相談すれば、ジョブアサインの時に関連するプロジェクトがあれば優先的にアサインしてくれたり、トレーニングのチャンスがある時に推薦してくれたりするなど、個人のキャリアを手厚く支援してくれます。(コンサルタント、女性、アクセンチュア)」

■ 対象データ 
OpenWorkに掲載されている各社・業界の評価スコア及び残業時間・有休消化率をまとめています。(2021年8月集計時点の数値となるため、OpenWork各企業ページで掲載している数値と異なる場合があります)

【OpenWork働きがい研究所について】
オープンワーク株式会社が、働きがいの向上のために、個人・企業・社会などの視点から働きがいについて調査・リサーチを行うためのプロジェクトです。2014年3月よりスタートしました。

【OpenWorkについて】
OpenWork(オープンワーク)では、実際に働いた経験に基づく「社員・元社員の声」を共有しています。企業の社員・元社員から情報を収集しているWEBサイトとしては、国内最大規模のクチコミ数と評価スコア(1160万件超)が蓄積されており、会員数は約435万人(2021年8月時点)となっています。私たちは、企業の労働環境をよりオープンにしジョブマーケットの透明性を高めることで、健全な雇用環境の発展に貢献するとともに、企業と個人のより良いマッチングをサポートし、一人ひとりが自分らしく生きることを応援したいと考えています。

【オープンワーク株式会社 会社概要】
商号: オープンワーク株式会社
代表者: 代表取締役 大澤 陽樹
所在地: 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア39階
事業内容:就職・転職のためのジョブマーケット・プラットフォーム
     「OpenWork(オープンワーク)」(https://www.vorkers.com/)の企画運営
資本金: 6億4934万円

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。詳細は上記URLを参照下さい。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
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