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2022年01月14日 15時06分 配信

會澤高圧コンクリートによる研究開発型生産拠点『福島RDMセンター』地鎮祭を実施

會澤高圧コンクリート株式会社
建設業
2022年1月14日
會澤高圧コンクリート株式会社

會澤高圧コンクリートによる研究開発型生産拠点 『福島RDMセンター』地鎮祭を実施

會澤高圧コンクリート株式会社(本社苫小牧市、社長:會澤 祥弘)は、本日令和4年1月14日、福島県双葉郡浪江町の南産業団地内において、研究(Research)・開発(Development)・生産(Manufacturing)の3機能を兼ね備えた次世代中核施設『福島RDMセンター』の地鎮祭を執り行いました。
地鎮祭は相馬中村神社の森昭文宮司が主宰となり、来賓として浪江町の吉田 数博町長をはじめ浪江町の関係者の方にもご列席いただきました。
土地の神様に工事の開始を奉告する「鍬入之儀」では、盛砂に會澤高圧コンクリート株式会社の會澤 祥弘社長が斎鍬を、元請である大和ハウス工業株式会社の更科 雅俊建築事業部長が斎鋤を入れ、土地の神様を鎮め工事の安全と事業の繁栄を祈願いたしました。
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201146098-O1-DLyLv17n

地鎮祭の後に行われた直会では、施主である會澤 祥弘社長が「浪江町という町の主体者として、復興させるための新しい形の町づくりを行う担い手になるということが私たちAIZAWAグループのミッションです。それをやり遂げることによって新しい時代を作ることができ、成長することができると確信しております。」と述べました。

■「福島イノベーション・コースト構想」について
浪江町は、2011年に発生した東日本大震災及び原子力災害によって甚大な被害を受けた浜通りを最先端の技術や研究によって復興させる「福島イノベーション・コースト構想」の舞台のひとつです。世界最大級の水素製造能力を有する「福島水素エネルギー研究フィールド(通称:FH2R)」や、ゼロカーボンシティの実現に向けて様々な取り組みを行っているこの浪江町において、私たちが持つ技術の研究→開発→生産のサイクルを自社内にとどめず、地域との密接な連携を通じてより大きな“イノベーションの環”を作り上げることが福島イノベーション・コースト構想の目指す浪江町の復興の形であると考えております。

■福島RDMセンターの施設概要
福島RDMセンターは現在、浪江町が造成を進めている南産業団地の3区画、4区画に立地します。敷地面積は計46,800㎡で、浪江町から50年間の予定で賃借します。新設する建物の延床面積は6,400㎡。「研究開発棟」(2,211㎡)、「工場棟」(3,912㎡)、「エンジンドローン耐久試験棟」(280㎡)のほか、屋外型の「実証フィールド」と「製品ヤード」で構成します。
この内、研究開発棟では連続地震にも耐え得る高い靱性を持つフルPC構造を採用します。
構造設計を行うアイザワグループの一級建築士事務所であるADAAC株式会社(本社東京、CEO:會澤 大志)が大和ハウス工業株式会社とともに設計から部材生産、物流、施工まで一貫したデジタル管理手法を、実証フィールドを舞台に実用化を目指して実践いたします。

■デジタルPC建築の実践について
ADAAC株式会社が現在開発を進めている自律分散型組織(DAO)の『SYNCWORLD™ ENGINE』は、『SYNCWORLD™』という新たな概念を実現させるために開発するエンジンで、ブロックチェーンの技術を用いた位置情報を管理する能力と高速演算能力の2つの機能を有しています。
このSYNCWORLD™ ENGINEを用いてPC部材の大きさや部材それぞれの誤差やズレなどを詳細に情報収集しながら管理することで、次の製造計画や施工計画がAIにより逐次修正されるような構造部材のオンサイトでの連続製造や、部材を長距離移動させることなくサイト内でPC連結して建物をくみ上げる先端の建築手法を低炭素型建築方法として実践いたします。

このように浪江町は福島RDMセンターを出発点として、SYNCWORLD™ ENGINEによって次世代のデジタル建築設計と都市空間管理を展開し、全く新しいモデルケースとして動き始めます。最先端の技術や研究を通して新たな産業や雇用を創出する地域に生まれ変わった姿を、スマートマテリアルを基盤とするイノベーション・マーケティング集団として2023年4月の操業開始を目指して創り上げていきます。

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201146098-O2-I4X5a02r
福島RDMセンター完成予想図
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201146098-O3-xFqqb9UG
研究開発棟 完成予想図

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202201146098-O4-U9gi0TCD
工場棟 完成予想図

【会社情報】
■會澤高圧コンクリートについて
アイザワグループの中核企業で、Innovate・Challenge・Trustの経営理念のもと、コンクリートマテリアルと先端テクノロジーを掛け算して新たな企業価値の創造に取り組む総合コンクリートメーカー。バクテリアの代謝機能を活用してクラック(ひび割れ)を自ら修復する自己治癒コンクリート(Basilisk)や速乾性のセメント系材料を使ったコンクリート3Dプリンターといった新機軸をMITやデルフト工科大学等との産学協力をテコに矢継ぎ早に打ち出し、伝統的な素材産業からスマートマテリアルを基軸とするイノベーション・マーケティング集団へとDXを仕掛けています。2021年3月期の売上高(単体)は203億円。従業員618名。

会社概要
社名:會澤高圧コンクリート株式会社 (AIZAWA Concrete Corporation)
代表者:代表取締役社長  會澤 祥弘
所在地:〒053-0021 北海道苫小牧市若草町3-1-4
公式サイト:https://www.aizawa-group.co.jp

 
■ADAACについて
會澤高圧コンクリートを中核とするアイザワグループの一級建築士事務所。Aizawa Designers and Architects Collectiveの頭文字をとりました。従来の設計事務所の在り方に囚われず、あらゆるDesignersとArchitectsが集い、人と人との新たな繋がりの在り方の実現を目指すライフスタイル設計集団。「我々の住むこの空間で、フィジカルとデジタルの2視点での見え方がリアルタイムに重なり同期し続ける世界」という新しい概念であるSYNCWORLD™を提唱し、実現させるためのSYNCWORLD™ ENGINEの開発を主導している。 建設業の免許を取得し、大型PC建築事業へ本格参入するなど、フィジカルとデジタルの両面から建築と向き合っています。

会社概要
社名:ADAAC株式会社 (Aizawa Designers and Architects Collective Inc.)
代表者:CEO 會澤 大志
所在地:〒161-0033 東京都新宿区下落合3-12-32 目白セクエンツァA号室
公式サイト:https://www.adaac.jp

 
■SYNCWORLD™ ENGINEについて
SYNCWORLDという「我々の住むこの空間で、フィジカルとデジタルの2視点での見え方がリアルタイムに重なり、 同期(SYNC)し続ける世界」を実現させるための都市空間管理DAOエンジン。
共同開発会社:ADAAC株式会社、會澤高圧コンクリート株式会社、株式会社オルツ、株式会社ハニカムラボ

公式サイト:https://www.syncworldengine.com

 

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