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2023年07月25日 09時01分 配信

第11回臨床疫学セミナー 「データから知りたい因果効果を探るには」 開催のご案内

一般社団法人臨床疫学研究推進機構
その他サービス業
クエスチョンと統計手法をつなぐ教科書では学べない思考力養成講座

【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202307247384-O1-3WB2m2h7

2023年 7月25日
お問い合わせ先
一般社団法人臨床疫学研究推進機構
東京都町田市中町1-2-5
E-mail:info@icer.tokyo
 各 位

 

 

第11回臨床疫学セミナー
「データから知りたい因果効果を探るには:
クエスチョンと統計手法をつなぐ教科書では学べない思考力養成講座」
開催のご案内

一般社団法人臨床疫学研究推進機構(東京都町田市、代表理事:奥村泰之)では、最先端の研究法を活用するための臨床疫学セミナーを開催しています。標記、第11回臨床疫学セミナーを以下の要領で開催しますので、ご案内申し上げます。関係者各位に、ご周知のほどお願いします。

リアルタイム配信日 2023年8月25日 (金) 10:00~18:10
オンデマンド配信期間 2023年9月1日 (金) ~2023年10月1日 (日)
演者 芝 孝一郎 (ボストン大学)
司会 奥村 泰之 (一般社団法人臨床疫学研究推進機構)
参加費 7000円 (学生 3000円)
参加登録 https://icer11.peatix.com (登録〆切: 8月24日 (木))

企画趣旨
データから病気の原因を特定したり、治療・介入・政策の効果の大きさを探る営みを統計的因果推論といいます。これは医学研究や社会科学・ビジネスの現場において最も重要なデータ分析の目的の一つです。よくある因果推論の解説・教科書では、「傾向スコア」などの個別の統計手法、すなわち「ツール」の数理的な背景や使い方に関するものが多いです。ツールを知ることは当然重要ですが、それだけでは不十分です。新しくて高度な手法をなんとなくデータに当てはめるだけでは適切な因果推論はできないからです。

・そもそもなぜそのような統計手法が必要なのか
・その手法で何ができて、何ができないのか
・無数にある統計手法がそれぞれどのように異なり、どう使い分けるべきか
本セミナーでは、因果推論の背後にある考え方の解説を通してこれらの疑問に答え、数多く存在する「ツール」を使いこなして目的や状況に沿った適切な手法を使った統計的因果推論を行うための基礎体力を培います。もちろん本セミナーで因果推論の全てを伝えることはできません。しかし、このような基礎体力を一度身につけることは、長期的な財産になります。

・なんとなく統計ソフトを動かして出てきた結果を解釈している
・論文で出てくる様々な手法の何が違うのか、ついていけない
・「因果推論では〜すべきだ」という断定的で誤った巷の言説に惑わされる

このようなステージから抜け出し、目的に沿った統計手法の選択・批判的吟味ができるようになる基礎がつくからです。基礎が身につくことで、より高度な内容を学ぶ際の理解も深まります。因果推論の初学者はもちろん、すでに因果推論を実務で使っているがより深い理解を追求したいと感じている人に役立つでしょう。このセミナーは幅広いレベルの方を対象に、因果推論を体系的に学ぶ機会を提供します。

タイムテーブル
10:00-11:10 1. データから「●●の効果」を知る:因果推論の基本の3ステップ
11:20-12:30 2. なにを調整すればよいのか:教科書が教えてくれない実践的な変数選択と未測定交絡について
13:20-14:30 3. 因果推論における回帰分析の活用:なぜ使うのか ・考慮すべき点・よくある誤解
14:40-15:50 4. 回帰分析で推定された効果の解釈とその他の手法との比較
16:00-17:10 5. より複雑な「効果」を見る方法:効果の異質性と媒介分析
17:10-17:30 6. まとめ:「知りたい効果」と統計手法を合わせるために必要なこと
17:30-18:10 総合質疑
演者略歴
2020年ハーバード大学で博士号取得 (PhD in Population Health Sciences) 後、同大学リサーチフェローを経て2022年にボストン大学公衆衛生大学院疫学部アシスタントプロフェッサーとして着任。専門は統計的因果推論の社会疫学研究への応用。SNSやブログにて統計的因果推論の「考え方」に関する情報発信にも取り組んでいる。

 

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