【iOS11】iPhoneで撮影した写真がパソコンで開けない時の対処法
- 2017-10-04 (水) 18:06
- iOS(iPhone,iPad)

iPhoneやiPadをアップデートしたら、撮影した写真がパソコンで開けなくて困っていませんか?
iOS11から、画像や動画の保存形式が変更になりました!
その新しい保存形式が、まだパソコン側で対応していないためです。
そのためパソコンで使うためには、ファイル形式の変換が必要となります。
今回は iOS11 になって変更された、画像や動画の保存形式についてお話しします。
iOS11での画像や動画の保存形式
これまでiPhoneやiPadなどで撮影した画像や動画は、「JPEG / H.264」という保存形式でした。
iOS11からは、より高効率に保存できる「HEIF / HEVC (H.265)」という形式が標準になりました。
これはファイルサイズの点から、画像や動画を効率良く管理するためです。
写真や動画をたくさん撮る方は、高効率な新しい形式のほうがメリットがあります。
しかしパソコン側が未対応のため、そのままの形式では使えないというデメリットがあります。
すでに「Googleフォト」や「Dropbox」など、一部「HEIF/HEVC(H.265)」形式をサポートしているサービスもあります。
しかし現状では、パソコンで使用する機会が多い方には不便です。
iPhoneで撮影した写真をパソコンで利用する方は、以下のいずれかの方法で対処できます。
・これまでどおりJPEG形式で保存されるようにする
・iPhoneやiPadの設定を変更し、パソコンに転送する
・変換サービスを使い、形式を変換する
これからその方法を、順にご説明します。
これまでどおりJPEG形式で保存されるようにする
写真や動画をどちらの形式で保存するかは、標準の設定アプリで行います。
これまでどおりの「JPEG / H.264」形式か、新しい「HEIF / HEVC (H.265)」形式にするかを選択します。
1).標準の設定アプリから「カメラ」を開きます

2).フォーマットの項目を開き、「互換性優先」を選びます

互換性優先にすると、「JPEG / H.264」形式で保存されるので、設定後に撮影したものはそのままパソコンで利用できます。
iPhoneやiPadの設定を変更し、パソコンに転送する
iPhoneやiPadからパソコンへ転送する時に、自動的に形式を変換する方法です。
1).標準の設定アプリから「写真」を開きます

2).「MACまたはPCに転送」の項目を確認します
「元のフォーマットのまま」にチェックが入っていた場合は、「自動」へ変更します。

これで転送(保存)すると、下のように自動的に形式が変換されるので、パソコンでそのまま使用できます。
写真は、「HEIF」 から 「JPEG」 へ
動画は、「HEVC(H.265)」 から 「H.264」 へ
写真・動画をパソコンに転送するには
実際に写真や動画をパソコンに転送するには、下の3つの方法があります。
・iPhoneとパソコンをケーブルで接続して、写真・動画を読み込む
・iOS10以前のiPhoneやiPadや、Sierra以前のMacへ、AirDropを使って転送する
・iOS11で追加された「ファイル」機能を使い、iCloud DriveやDropbox等に保存する
「ファイル」機能を使うと、パソコンや他のiPhoneなどを使わずに形式変換できます。
これが一番簡単な方法だと思います。
iOS11で追加された「ファイル」機能を使う
iOS11では、パソコンと同様にファイルを管理できる純正アプリ「Files」が追加されました。
この機能を使い iCloud Drive や Dropbox に保存すると、自動的に変換されます。
ただアップロードするファイルが多いときは、iCloud Drive や Dropbox で使える容量をオーバーしないよう気をつけましょう。
1).標準の写真アプリの出力メニューから「ファイルに保存」を選びます

2).保存する場所を選び、右上の「追加」を押します

もしDropboxなどを選んで追加ボタンが押せない場合は、一度iPhoneのDropboxアプリを開き、ログインすると可能になります。
パソコンでDropboxを開くと、指定した場所にJPEG形式に変換された画像が保存されています。

変換サービスを使い、形式を変換する
JPEG形式に変換できるアプリやウェブサービスもあります。
変換サービスを使う
ブラウザで利用する、海外の無料サービスを2つご紹介します。
【Convert Heic Photos to JPEGs】
Convert Heic Photos to JPEGs

パソコンに保存したHEIF形式のファイルを、点線枠内を押して選択するか、ドラッグアンドドロップすればJPEG形式に変換されます。
変換後30分を超えると、アップしたファイルは削除されるようです。
【Convert image online】
Convert image online

パソコンに保存したHEIF形式のファイルを「参照」で選び、「Convert Now!」のボタンを押すと変換されます。
Heic 2 Jpg
こちらは、iPhoneの有料アプリ(¥240)です。
iPhoneにHEIF形式で保存されている写真を、まとめてJPEG形式に変換することができます。

なお変換後に、元のHEIF形式の写真を削除することもできます。
iPhoneで一度に変換したい場合には、便利なアプリです。
早くパソコンもOSバージョンアップ等で、HEIF形式に対応するといいですね!
iPhoneやiPadだけで利用する場合は特に問題ありませんが、撮影したものをパソコンで利用される方はご参考にして下さい(^^♪
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