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【参考資料】自分用  統合失調症の原因

  • 2018-03-07 (水) 06:00
  • 一般

統合失調症患者は「進化形人類」だった!? 脳の進化の副作用だったことが判明、
脳内の遺伝子に566の変異(最新研究)



最新の研究により、統合失調症は人類が進化する上で必然の副作用だった可能性が高いことが判明した! 意識高い系オンラインニュース「Big Think」(4日付)が報じている。

 妄想・幻聴などの症状を呈す統合失調症は、普通、治療すべき「脳の異常」だと見られている。医療系のドキュメンタリー番組で、奇声を発しながら暴れる統合失調症患者がベッドに拘束され、鎮静剤を投与されるシーンなどを観ると、ますますその確信は強まるだろう。

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画像は「YouTube」より引用
 だが、言語や発話能力の獲得は、同時に自閉症と統合失調症を生み出したといわれるように、統合失調症の発症リスクは人類がこれほどまでに進化するための必要悪だった可能性がある。実際のところ、無秩序で乱雑な喋りは統合失調症の目立った兆候の1つであるし、複雑な言語体系を持つ人間だけが統合失調症を発症する。

 2008年にオープンアクセスのジャーナル「Genome Biology」に公開された研究によると、人類は進化において、脳の認知能力の限界点に到達し、この限界を克服するため、脳は代謝速度を速め、驚くべき速度で進化したかもしれないという。脳で起こった急激な分子構造の変化が、副次的に統合失調症を生み出したというのだ。

 また、2015年の別の研究では、HARsと呼ばれる急激に進化したとみられるゲノム領域における特定の遺伝子が、統合失調症に関連することが判明している。これらの遺伝子は人類の脳にとって重要な役割を担っているとともに、多大なリスクを抱えこんでもいる。

今回、科学誌「npj Journal」(2月20日)に公開されたオーストラリア・フロリー神経科学・メンタルヘルス研究所のエリザベス・スカー博士らの研究は、こういった先行研究で示唆されていた「統合失調症・進化副作用説」を裏付けるものだ。

 博士らは、統合失調症を患っていた15人の患者の脳とそうでない15人の脳を解剖し、大脳前頭極と呼ばれる認知能力や計画や推論に関係する脳の領域と、その周囲にある帯状皮質や背外側前頭前皮質といった統合失調症に関係する部分を調査した。その結果、統合失調症を患っていた患者には566の遺伝的変異があることが判明したという。論文共著者のブライアン・ディーン教授は、全てが解明されたわけではないものの、「前頭葉に大規模な遺伝的変異がみられるため、今回の研究は、統合失調症・進化副作用説を支持するものだ」と語っている。

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画像は「Big Think」より引用
 ということは、統合失調症患者は「進化形人類」だと言うこともできるかもしれない。今のところ統合失調症は副作用だと解釈されているが、自然選択の結果残ったものだとすれば、実は人類の生存にとって不可欠の要素なのかもしれない。果たして統合失調症は克服されるべきものなのか、受け入れられるべきものなのか…今後の研究に期待したい。
(編集部)

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 統合失調症の厄介な症状の一つ、幻聴。患者のおよそ70%が体験するという。だが今月5日、脳への磁気刺激による治療で幻聴の症状が抑えられるという研究が発表された。幻聴に関わる脳の領域が特定されたというのだ。サイエンスメディア「Futurism」などが報じている。


■統合失調症と幻聴

 統合失調症は幻覚や妄想などを特徴とする精神疾患で、およそ100人に1人という高い頻度で発症する病気である。日本国内にも79.5万人(2008年の厚生労働省による患者調査)もの患者がいるとされる。幻聴はその主要な症状の一つであり、実際には誰もそんなことを言っていないのに、「お前は馬鹿だ」「あっちへ行け」などの悪口や命令、あるいは行動を監視しているかのような言葉が聴こえるという。

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TMSの模式図。画像は「NIH」より引用
 今月5日、欧州神経精神薬理学会(European College of Neuropsychopharmacology)で発表された内容によると、研究者たちは統合失調症患者の幻聴に関わる脳の領域を発見し、経頭蓋磁気刺激法(TMS)による治療が3割の患者に有効であることが判明したという。TMSとは電磁石によって脳へ電気刺激を与える治療法で、頭痛やパーキンソン病などの神経症状や、うつ病などの精神症状を改善させることが知られている。

 幻聴に関連しているとみられるのは、側頭葉の言語に関連する領域だった。26人の患者が2日にわたり、この部位に対してTMSの治療を受けた。そして2週間後に再検査したところ、患者の34.6%に症状の改善が見られたという。だが、長期的な効果についてはさらなる研究が必要だという。


幻聴を再現した動画。「YouTube」より引用

■誰にでも起こる幻聴

 幻聴は誰にでも起こり得る、割とありふれた現象だ。寝入り端に聞こえる突然の叫び声、金縛り中の不気味な囁きなども(霊体験と言いたいところだが)どれも幻聴だ。言葉ではなく、音楽が聴こえるタイプの幻聴もある。高熱を出して寝込んでいたとき、奇妙な声や音楽を聞いた記憶はないだろうか。ストレスや病気による一時的な幻聴はそれほど珍しくないことなのだ。

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画像は「Wikipedia」より引用
 では、人間はどうして、現実にはないはずの幻の音を聞いてしまうのか? オカルトと生物学に詳しい理学博士X氏に尋ねてみた。

「誰だって頭の中に言葉や音楽が流れていると思いますが、普通はそれが外から聞こえているものではないとわかっています。でも、頭の中の音なのか現実に鳴っている音なのか、その区別がつかなくなることがあります。それが幻聴です。今回治療が行われた脳の領域は、その区別に関わっているのかもしれません」(X氏)

 ただ、この能力についてはまだまだ未解明な部分が多いとX氏は指摘し、とある興味深い説の存在を口にした。

「大昔の人間にとって、幻聴はごく当たり前のことだったという説もあります。まだ言語が未発達で我々もその使用に習熟していなかった時代、人間に今のような意識はなく、頭の中の内なる声として現実のものと同じように聞こえていて、人々はそれを神々の声だと認識していたという仮説です」

 これはジュリアン・ジェインズというアメリカの心理学者が1976年に自著『神々の沈黙 ― 意識の誕生と文明の興亡』で発表したユニークな仮説である。「イーリアス」など古代の文献では、神々の言葉は人間に直接語りかけられるものと描かれているが、これは文学的な表現ではなく、古代ギリシアの英雄たちは“実際に”神々の声を聞いていたというのがジェインズの主張だ。

「現代でも、山で遭難して彷徨っていたら突然誰かの声が聞こえて、その指示に従ったら助かった、というような話が時々ありますよね。ああいうのは、もしかすると極限状態で起きた先祖返りみたいなものかもしれません」

 残念ながら、ジェインズの仮説を裏付けるような科学的な証拠は見つかっていないという。しかし、実にロマン溢れる話であるのは間違いない。

(吉井いつき)


参考:「EWAO」、「Futurism」、「厚生労働省」、ほか

http://tocana.jp/2017/09/post_14427_entry.html
 
 
 
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