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頭ごなしに否定してはいけない

  • 2016-07-19 (火) 14:11
  • 一般
『負け惜しみ』の事を、英語では『sour grape(酸っぱい葡萄)』といいます。

語源は『イソップ物語』にあります。

キツネが美味しそうな葡萄を見つけるのですが、高いところになっているので、いくら飛び上がっても採れないので食べられません。

とうとう「あの葡萄は酸っぱくて食べられないに決まってる」と言い放ってキツネは諦めるのです。

どうして酸っぱい葡萄と決めつけたかといえば、そう考えなければ悔しくてたまらないからです。

思いを断ち切るために、あえてそう考えざるを得なかったのです。

何回もジャンプして手に入れたかった葡萄ですが、無理だと解ったら、「手に入れるほどのものじゃないさ」と思考を反転させてしまう。

これをアメリカの心理学者レオン・フェスティンガーは『認知的不協和理論』と名付けました。

フェスティンガーは社会心理学者として世界的に有名でしたが、自分の理論がベトナム戦争の兵士たちのトレーニングに活用されていることを知るや、大学を辞めて、世界を放浪してボランティアをしたという、誠実な人物だったのです。

彼が唱えた認知的不協和理論とは、『人は矛盾を抱えたときに、感情と行動のギャップを解消しようと、自分の態度や行動を変えようとする』という考え方です。

例えば、喫煙はガンのリスクが高まります。

しかし、愛煙家にしてみれば簡単に止められるものではありません。

となると、「タバコは吸いたし、命は惜しし」というように、感情と現実の行動が矛盾してきます。

ではどうするか?タバコを止めるか、事実を封印するか…

ほとんどのケースは事実の封印を選択します。その方が簡単だからです。

この判断を納得させるため「タバコを吸ってもガンにならない人はたくさんいる」「ガンより交通事故の方が危ない」と自分なりの答を用意して合理的に納得しようとします。

同様に、かつて暴走族だった人は、暴走族を批判する言葉に怒りを覚えます。

軍隊生活をした人が反戦論を聞くとこれまた怒ります。

共通することは、「自分の過去を否定されたくない」という強烈な欲求です。

『暴走行為は社会の迷惑』『戦争は劣悪なもの』なのは万人が解っている事です。

しかし、今さら過去は変えられない。だから事実の方を封印しようとする訳です。

「暴走族だって更生して立派になったヤツはたくさんいる」「戦争は国を守るために仕方なくやったんだ」と弁明を繰り返すのです。

そうして『自己矛盾』を解消しようとするのです。

人は「自分の過去の行為はすべて正しい」と思わなければ生きていけない生き物なのです。

反省はしますが、「仕方なかったんだ」「あれでよかったんだ」と、どこかに救いを求めているのです。

ですから、赤の他人がズカズカと押し入って、説教口調で過去の行為を責めると『キレて』しまう人も少なくないのです。

今さら過去は変えられないからです。解りきってる事を蒸し返されたくないのです。

逆に「そう、あの時は仕方なかったんだよな」と言ってくれる人に好意を覚えるのです。

人はみな『認められたい』と願っています。

そして人は誰もが『救い』を求めているのです。  
 
 
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