催眠療法（ヒプノセラピー）の改善力 　自傷癖

2011年から今日まで2500人程、5000時間セッションしてきた私の臨床例です。

催眠療法・ヒプノセラピーとは？？？
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ケース11　 自傷癖

医学的見地から
自傷行為とは

意識・無意識に関係なく、リストカット、髪の毛を抜く、爪を噛むなど自分の身体を傷つける行為を言います。自殺行為と混同されることがありますが、自傷行為は死ぬために行うものではない為、死ぬ可能性のある方法をとることは多くありませんが、時に予期せずして死に至ることもあります。

目次

自傷行為の症状
自傷行為の原因
自傷行為の予防/治療法

自傷行為の症状

リストカット、髪の毛を抜く、爪を噛むなどは良く知られる行為ですが、自分の身体や壁を殴る、傷が治りかけるとカサブタをはがすなど、誰でも一度はやったことがありそうなこともエスカレートれば自傷行為にもなりかねません。それ以外にも、熱湯をかけたり、タバコの火を押し当てたり、血が出る程噛んだり、えぐるなどの行為や下手をすると死に至る程の傷や行為にと、どんどんエスカレートしていく恐れがあります。

又、自傷行為を行う状態の感覚は、自分の手足を怒りや悲しみをぶつける対象として人格化している場合もあります。怒りや悲しみという感情を外に向けることができず自分自身にぶつけた結果であるとも考えられます。自傷行為をしている本人は、自分を「気持ち悪い人間」「自分さえいなければいい」と自己認識していることも多く、傷跡を隠したりできるだけ人と関わらないようにしていることもあります。自罰的で精神的なバランスが悪く、ナイーブな状態が続きます。

自傷行為の原因

心も痛みを和らげるため、生きるために、身体を傷つけ、脳内麻薬（βエンドルフィン）の分泌を促し、依存している状態と言われています。誤った自己認識、自尊心の低さ、虐待、孤独など、精神的に成熟していく上でうまく発達課題をクリアしていくために必要な愛情や周りのサポートを得られていない状況なども原因として考えられ、精神構造が歪んで発達している状態とも言えます。

又、心を落ち着かせるために行う、など激しい動機ではない場合もありますが、周囲の目を引くために行う、悲しみを確認するかのように儀式として行う、自己の存在を確認するための手段として行う、助けを求めるために行う、自分の存在が許せない感情を自分にぶつけた結果の行為、自分を他人のように扱い現実逃避する、自分への罰、というような心理で自傷行為を行う場合があります。

成長していく過程で必要だった適切な愛情を求める行為とも感じ取れます。その他、うつ病、統合失調症、人格障害、依存症、パニック障害、摂食障害、脅迫性障害など精神疾患も発症している場合もあり、精神科を受診するケースもあります。行動療法や家族療法など用いることもあります。

自傷行為の予防/治療法

統合失調症などが原因の場合は原因に対する治療や入院での行動制限などがやむなく必要なこともあります。

本人ができる工夫として、爪噛みなどは代替え行為をおすすめします。爪を噛みたくなったら、指が唇に近づいているのき気がついたら、ハンドクリームを塗る。この行為を繰り返します。髪を抜きたくなったら、なでる、という行為にかえます。自傷の癖に近い行為で、健全に思える行動にかえてしまう方法です。

周りの人が協力できる方法は、「理解と援助」。存在を認めてあげること、声をかける、寄り添うこと。カウンセラーや専門のプロに相談すること。精神科や心療内科にて認知行動療法や家族療法、薬物治療など治療している方たちもたくさんいます。歪んだ精神構造になる環境から一日も早く脱し、健康的な精神構造を育める環境に身を置くことが大切です。まずは、本人が自傷行為をしていることに気がつき、健全な精神の発達が今からでも可能であること、

環境でそうなってしまった事実、自分ですべて解決できるようなことではなかったこと、頼りながら生きて良いこと、自分を許し、他人を許し、すべてを許し、どう生きても構わないと楽に生きられるよう考え方を工夫する必要があることを教えてくれる人達がいます。カウンセリングや病院をまずは頼りましょう。
Doctors Me 安心をもっと身近に…より

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と、判りやすく書いていますね～感謝！

私のクライエントは手首をよく切るかたで・・・・
両手の手首に無数の傷がありました。

彼女の背景には大好きな母が目の前で投身自殺をし
父親に愛を求めているのに、それに応えて貰えず・・・・

父親からリストカットするたびに「またか～～」と云われ・・・

過酷な人生を若くして経験していました。
お金の亡者と化した父と会話も無く・・・・


この方には
１.自己肯定感を上げることが目的。
2.セッションで亡くなった母と逢い母の想いを聴いて、
　自分の想いを伝え、母の自殺に対する誤解を解き、納得する。
3.命の尊さをセッションする
4.愛犬の命の尊さを知る
5.生きていこうと考えれらえるようになった

自傷行為は私に振り向いて～～～という叫びですので
家族療法も必要です。
まわりの方には心掛けていただきたいことがあります。

本人には自愛力を高めて貰います。

自傷行為は
自身が目覚めると「なんて馬鹿なことをしたんだろう！」になります。
自分を大事にして生きていけますよ。

ヒプノでは人格交代といって
人の中に意識を入れてその人の感情を経験するという技術があります。
これは学びのカリキュラムにはなく
私独自の秘術です。

これで一気に腑に落ちて潜在意識の変容が始まります！
ヒトってすごいですよ。
素晴らしい！


人はいつでも変わることが出来ます。
それは「決意」することでできます。



苦難や苦悩を愛と感謝に置き換えて自分を生きるをお手伝いします。
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