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絹の声をきく

着付けとは、絹との対話と言えます。

力尽くでねじ伏せようとしても
絹はいうことを訊いてくれません。

着付けに手こずっている方には
身に覚えがあるのでは?

絹はサインを出しています”こっちに行きたいよー”

イライラしているとイライラした様に、
焦ると焦った様に、着上がります。

着付けはあなたの心を映す鏡と言えますね。





だから気を付けて。
思うように仕上がらない時は、
あなたの心が荒れている時。
襟が定まらない時は、心に迷いがある時。

書いていて、人とのコミュニケーションも同じだぁ
と、今更ながら気付きました、

自分の思い通りに捻じ伏せようとすればする程、
上手くいかなくなるものですね。
仕事、恋愛、夫婦、親子。

おっと、そういう私こそ気を付けなくっちゃ。
居住まいを正して。

堅苦しく考えず、自分自身の心と向き合ってみましょう。
きっと『あれっ』と、呆気なく決まり始めるはずですよ。


=今日のおすすめ=
盛夏、見た目も涼しげな装いがいいですね。





絽の着物は、7&8月だけのお楽しみ。
この着物の柄は『観世水』と言います。
お能の観世由来の流水柄。
粋でですね。

=今日のコーディネート=
2年前にショートムービーの撮影で参加した時の装い。





老舗『青柳』さんで一目惚れした
私の手持ちの中で最も高価なひと揃え。
・着物ー櫛引織の紬。本藍で描かれたのは”茶や辻”という古典柄です。
・帯ー勿論、櫛引の本藍ボカシ。
・帯締めー意外となんでも合う、琉球ガラスの帯留と五島組。
・帯揚げー藍の絞り。でも、ちゃんと絽織なんですよ。






 
 
 
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